忘年会やクリスマス、年越し、新年会などイベントごとが満載の年末年始。
仲間や家族でホームパーティーを楽しむ機会も増えてきます。
予算やそれぞれお好みを考えながら食事や飲み物を選ぶのは、なかなか楽しく、しかも頭を使います。
そういう時、私は、何かおもしろい話題も一緒に!と欲張りたいので、このフレイヴィンヤードワインを選びます。
フレイヴィンヤードなら、例えばこんな風に話が弾むかもしれません。
赤色と白色は、縁起がいい組み合わせとして、紅白の垂れ幕や合格/当選のときの赤いだるま、紅白まんじゅう等にも使われています。
よって、ワインも赤と白、両方を用意してテーブルに飾ると、いっそう華やぎが増します。
また、色がもたらすイメージや印象を知っておくと、一つの演出効果にもなります。
【赤色】ポジティブな気持ちにさせる/食欲を刺激する/温かさを感じる
【白色】他の色を引き立てる役割/清潔感を与える/神聖さ純粋さや希望、厳粛さを感じる
Frey Vineyard は、1980 年創業、3世代にわたり家族経営で行っているワイナリー。
また、全てを有機栽培にて行うワイナリーとしては、アメリカでは最大で最古。
カリフォルニア州北部のメンドシーノ郡の標高1000フィート(約305メートル)に位置するワイン造りに理想的な自然豊かな環境の中で、有機農法基準に基づいて運営されています。
ぶどうの木の剪定から、ラベル貼りに至るまで全ての工程が、フレイ家の人々の手で行われています。
一般的にワインを造る過程で収穫されたブドウは枝等を取り除いて、そのまま皮ごと圧搾されます。
これはブドウの皮についている酵母を生かすためなのですが、その際、収穫前に散布された農薬や除草剤も一緒に果汁に溶け出してしまいます。
つまり、畑の環境そのものがボトルに詰められてしまうのです。また、一般のワインは大量生産するために、化学肥料や着色料、酸味料、保存料などを添加しているのが現状です。
フレイヴィンヤードのワインに使われるブドウは、全てオーガニック栽培されたもの。
また、酸化防止剤として使われる亜硫酸塩などの食品添加物も、一切使用していません。
ワインに亜硫酸を使う理由は、主に酸化防止効果、殺菌効果。
亜硫酸(SO2または二酸化硫黄とも表記) は、酸化した硫黄(SO2)が水に溶けている状態です。
火山など自然界に存在する硫黄は、数千年前の古代エジプトやローマ時代からワイン造りに利用されてきたと言われ、オーガニックワインを含めてほとんどのワインには、亜硫酸塩が添加されています。
一方、亜硫酸塩を過剰に添加することによって、本来の風味が損なわれたり、硫黄に敏感な方がアレルギー症状を引き起こしたりするとも言われています。
また、ワインを飲むと調子が悪くなる、頭痛がする、二日酔いがひどい等は、この亜硫酸塩が原因だと言われることもあります。
※亜硫酸塩は、各国でワインにおける含有の上限値が定められています。
日本では、赤・白(一般品)共に350ppm、EUのオーガニックワインでは赤:80ppm、白:90ppm。カリフォルニアのオーガニック基準は、赤・白共に10ppmと非常に厳しい数値が設けられています。
ミトクがオーガニック商品の輸入販売を始めたばかりの頃、輸出担当者だった外国人の担当者がカリフォルニアで見つけ出したのがフレイヴィンヤードのワインでした。
彼は、厳格な玄米菜食/マクロビオティックを実践しており、基本的にお酒は飲まず、そのため不要な亜硫酸塩さえも使用しないことが選択の上で大きなポイントだったようです。