ビオピュール 穀物コーヒー

コラム担当プロフィール
中石真由子
一般社団法人日本ビオホテル協会(BHJ)理事、オーガニックアドバイザー。
長年、不動産業界に在籍し、2008年のリーマンショックをきっかけに、オーガニックの世界へ転向。
2013年にBHJを立ち上げ、BIO=オーガニックでサスティナブルなライフスタイルを日本に普及させるための活動を展開中。
BIO HOTELS JAPAN

欠かさずコーヒーを、ときどきコーヒーに

皆さんは、コーヒーを召し上がりますか?
私は、コーヒーが大好きで、一日に4〜5杯を常飲していた時期があります。
朝の1杯、仕事をしながら1〜2杯、そしておやつを食べる時に、また1杯。
打ち合わせがあればコーヒーを、ディナーの食後の飲み物にも迷わず注文。
ある時、食後のコーヒーをあえて紅茶に変更したところ、なぜかいつもより調子が良くて、それから少しずつコーヒーを飲む量が減ってきました。
実際、私の周りにも「コーヒーをやめて、カフェインが減るようになったら、なんとなく体調がいい」という人もちらほら。
「当たり前だった習慣が自然と切り替わるようなタイミングって、人それぞれにあるものだね」と話したりしています。

ところで、コーヒーとは?

“コーヒーノキ(コーヒーの木)”という植物から採取されるコーヒーチェリーの種子を焙煎・粉砕し、お湯や水で抽出した飲み物のこと。
覚醒作用があり、古くから注目され、薬として飲用されたという説もあります。
ということは、薬に副作用があるように、体質に合わない場合や飲みすぎると効果が強く逆に働いてしまうこともあるのだなあと、改めて納得しました。

とはいえ、なぜかコーヒーというものに、どことなく文化と物語性を感じて、決して“アンチコーヒー(コーヒー嫌気派)”にならない私。
今では、本当に飲みたい時、豆や焙煎にこだわったコーヒー豆に出会った時に、嗜好品として味わっています。

こうして、ストレスを感じることなく上手にコーヒーとの距離を保つことができているのも、“穀物コーヒー”の存在が大きいかもしれません。
コーヒーの代わりをしっかり果たしてくれる美味しい飲み物!
初めてその存在を知った時には、本当に飛び上がって喜んだ記憶があります。

コーヒー風飲料“穀物コーヒー”とは?

“穀物コーヒー”は、穀物や植物の根を乾燥し、焙煎、粉砕して抽出した飲み物です。
英語では、「Grain coffee(グレインコーヒー)」と言われ、欧米の普通のスーパーでも普通に販売されています。
自分でドリップして淹れるタイプやインスタントコーヒーのような粉末タイプがあって、いずれも、穀物特有の香ばしい香りでほろ苦く、コーヒーに近い味を楽しめます。
メーカーごとに、使用される原材料の種類や質、配合、製造方法が異なるため、中には、味が個性的で、飲みにくいなと感じる製品もあります。

お気に入りの“穀物コーヒー”に出会えるかどうかも、ポイントの一つだといえます。
今までのコーヒー1杯を無理なく“穀物コーヒー”に代える習慣ができると、カフェインをぐっと減らせて、ミネラルなどの栄養成分も摂取できることになります。

<ビオピュール>有機穀物コーヒーの魅力

大きな3つの特徴

1.有機(オーガニック)原材料の食品である

有機栽培されたライ麦、大麦、チコリ、イチジクを原材料としています。
原料が焙煎され、そのままお湯や水で抽出する飲み物だからこそ、栽培や加工の方法などを気にしたいところ。
<ビオピュール>有機穀物コーヒーは、原材料も製造工程も全て厳しいオーガニック製品の基準に沿って作られています。高い安全性と安心感も美味しさの一つです。

2. 食物アレルギーの原因となる特定原材料、及び特定原材料に準じる食品を使用していない

妊娠中、授乳中の方、お子様も安心してお飲みいただけます。

3. さまざまな有機穀物をオリジナル配合―ブレンド力と焙煎の力

<ビオピュール>有機穀物コーヒーは、配合にこだわり、絶妙な焙煎の技術を駆使しています。
コーヒーLover(コーヒー愛飲家)にも満足していただけるバランスのとれた深い味わいです。

原材料の紹介(※配合割合順)

□ライ麦
・別名で「クロムギ(黒麦)」とも呼ばれるイネ科の植物
・小麦粉よりビタミンB群や食物繊維が多いことが知られている
・ライ麦に含まれるビタミンB1は、糖質の代謝を促進し疲労回復に役立つ

<ビオピュール>は・・無漂白の有機ライ麦を、外皮も全部まるごと全粒をしています。そのため栄養部分がしっかり残っています。

□大麦
・原産地は中央アジアで、世界で最も古くから栽培されたイネ科の作物の一つ
・主成分は米によく似ているが、米よりもたんぱく質、食物繊維、ビタミンB1、カルシウムを多く含む
・水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく豊富に含む

<ビオピュール>は・・無漂白の有機大麦を、外皮も全部まるごと全粒を使用しています。そのため栄養部分がしっかり残っています。

□チコリ
・ヨーロッパ原産のキク科の野菜(別名:アンディーブ)
・「イヌリン」という水溶性食物繊維をはじめ、たくさんの食物繊維を含む
・整腸作用やむくみ改善効果、血糖値上昇の抑制などの効果に役立つといわれる

<ビオピュール>は・・有機チコリの白い芽や根を乾燥、焙煎して使用しています。通常、穀物コーヒーにおいては、チコリの根のみを使うことが多いです。

□イチジク
・「無花果」とも呼ばれ、花を咲かせずに実を付ける果物で、やさしい甘みが特徴
・食物繊維・鉄分・ミネラル・カリウム・ビタミン類をバランスよく含む
・ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれ、抗酸化作用がある

<ビオピュール>は・・有機イチジクの実と皮、種も全部使用しています。

<ビオピュール>有機穀物コーヒーの商品詳細

[ビオピュール]有機穀物コーヒー 詳しくはこちら

有機穀物(ライ麦・大麦麦芽・大麦)と有機チコリ、有機イチジクをバランスよくブレンドしたノンカフェインのインスタントコーヒー風飲料。
粉末がとても細かく、溶けやすいのもGood。
お湯や水だけではなく、つめたい豆乳やライスドリンクにもよく溶けます。
ホットやアイス、ラテなどさまざまな飲み方で楽しめる商品です。

内容量:100g
価格:1,296円(税込)
原産国:ポーランド
原材料:有機ライ麦、有機大麦麦芽、有機大麦、有機チコリ、有機イチジク

<ちょっとプラス情報>

コーヒーを豆乳で割って温めると分離することがあります。この要因は、酸によるもの。
一方、穀物コーヒーは、酸がほとんど含まれていないため、分離しにくいです。

●おすすめポイント
  • ・カフェインが苦手な方
  • ・リラックスタイムや就寝前に
  • ・妊娠中または授乳中の方にも
  • ・お子さまを含め、家族みんなで飲みやすい
●おすすめの召し上がり方
  • ・ミルクの他、豆乳や植物ミルク(ライスミルク・アーモンドミルク)で割ってカフェオレ風に
  • ・寒天や葛粉でコーヒーゼリーに
  • ・クッキーやケーキなどの焼き菓子づくりに
  • ・アイスクリームにかけてティラミス風に

★簡単!90秒でできるティラミス風
【レシピ】 分量はお好みで
・バニラアイスクリーム 70ml(約120kcal)
・ヨーグルト 20g (約14kcal)
・<ビオピュール>有機穀物コーヒー 小さじ1〜2 (約6kcal)

【手順】
ヨーグルトを器の一番下に、その上にアイスクリームをのせる。上から穀物コーヒーを振りかける。

【ポイント】
ヨーグルトの酸味がバニラアイスクリームと合わさることで、マスカルポーネチーズのような味わいに。
穀物コーヒーが、ほろ苦さと香ばしさを加えてくれます。

妊婦さんへのプレゼントや出産のお祝い、カフェインの摂り過ぎが心配な上司や家族への贈り物としてもおすすめです。
季節も、これから秋から冬へと。
温かい飲み物や焼き菓子が美味しい季節です。
今までの食生活に<ビオピュール>有機穀物コーヒーを一つ加えることで、世界がちょっと広がったような気持ちになります。

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