北米やヨーロッパ市場を中心に、牛乳、豆乳に次ぐ第三のミルクと呼ばれる植物由来のミルク(ベジタブルミルク・ナッツミルク・穀物ミルク等)が人気です。
アーモンドミルクを筆頭に、ライスミルクが定番となり、ここ数年で、オーツ麦を使ったオーツミルクも急成長しています。
大手カフェチェーンでも、アーモンドミルクオーツミルクでのカスタマイズが始まりましたね。
私自身、12年前にマクロビオティックをゆるく生活に取り入れようとした時、最初に実践したことの一つが牛乳を豆乳に代えてみることでした。
(※マクロビオティック=玄米や全粒粉を主食とし、豆類、野菜、海草類、塩から組み立てられた食事。食肉、魚など動物性のもの、乳製品を極力控える食事法)
単に牛乳を制限するというよりも、豆乳を使ったレシピを試しながら、“置き換え自由”の発想を楽しみ、だんだんと使い慣れてきたことを思い出します。
ただし、豆乳は、ちょっとクセがあって苦手な方、アレルギーの方もいらっしゃいます。
また、熱を加えすぎると凝固したり、酸味の強いコーヒー等と合わせると分離してしまうことも難点だったりします。
それでは、第三のミルクであるブラウンライスミルク、オーツミルクはどうでしょうか?
なんといっても大きな特徴は、その甘さにあります。
口にしてみると、驚くほど“甘い!”。
“あれ、お砂糖が入っているのかしら?”と原材料表記を確認しても、砂糖の記載はありません。
“穀物って、こんなに甘いのだ!”と改めて自然の甘さに感動します。
さらに、熱や酸で凝固しにくい特性もあるので、上手に生かすと使い方の幅は、広がるはずです。
とてもさらっとした液体なので、コクや粘度が少しもの足りないと感じられる場合もあります。
いつもの牛乳や豆乳と、お好きな割合で、一緒に混ぜ合わせて使うこともおすすめです。
1. いつもの牛乳や豆乳の代わりに
(例)そのままシンプルにホットまたはコールドのどちらでも/ベジタブルミルクラテやスパイスチャイなどのドリンクに/パンケーキやフレンチトースト、ドーナツづくりに/牛乳寒天やシャーベットなどの冷たいお菓子づくりに
2.甘味の代わりに(かくし味として)
(例)マッシュポテトやポテトサラダのかくし味として
3.水の代わりに(ほのかな甘みとコクを追加)
(例)パンづくりに/白玉やお団子づくりに
□ブラウンライスミルク
主に玄米から作られています。
玄米由来のライスミルクには、ビタミンB群やビタミンE、食物食物繊維等が含まれます。
□オーツミルク
オーツ麦(えん麦)から作られています。
水溶性食物繊維のβ(ベータ)グルカンが豊富で、この成分は糖質の吸収を穏やかにし、肥満予防や悪玉コレステロールを減らす作用、腸内環境を整える効果などがあるとされています。
ブリッジ社は、1994年に設立した“穀物ドリンク”専門メーカーです。
製造している穀物ドリンクは、すべてオーガニック。
レッシーニ山の自然公園の中にある水は海抜450mの清涼な湧き水を使用してつくられます。
18世紀の時代から地元で愛されるミネラル豊富な水です。
※本サイトは、デザインセンスもよく、素敵なレシピもたくさん載っています。
https://thebridgebio.com(THE BRIDGE公式サイトへ)
イタリア産の有機玄米から作ったオーガニックライスドリンク。
玄米のやさしい甘みと、さっぱりとした味わいが特徴です。
特許取得の製造方法で、有機オーツ麦から作った穀物ドリンク。
有機オーツ麦の香ばしい風味、穀物のコク、優しい甘みが特徴です。